こんにちは!
イラン情勢がなかなか収束しませんね。
現地の人々の安全と、この混乱が早く終わることを祈るしかできない無力さが悔しいです。
個人的な困りごととしては、もち子宅では現在リフォームの真っ只中ですが、塗装やさんに塗料が全く入ってこなくて、養生のビニールシートがぴらぴらしたまま工事が止まってしまってます。でも、いいの、このくらい。現地の人のことを考えたらわがまま言えません。
ただこれだけは言わなければ気が済まない・・
小心者なので小声で言いますね。
コラーーー!!トランプ!!何してくれてんだよ!!!!!なんとかしろーー!!!
留学生を抱えている家族にはこの株式相場も通貨安も大打撃なんですよ!!!!!叫
ふう。。
さて。気持ちを切り替えていきたいと思います。
今回のテーマは留学前の語学学習準備という内容で、2回に分けて書きたいと思います。
3年間高校留学をする場合、どのくらいの英語力がいるのか。語り尽くされているトピックだとは思いますが、そこに至るまでの道筋はそれこそ十人十色ですので、我が家の場合という一例として参考にしていただけましたら幸いです!
はじめにお話ししますが、もち子は中学2年に上る頃から本格的に英語を勉強し始め、2年の夏に3級と準2級をダブル受験して合格、そして同じ年の冬に2級を取得しました。
そして卒業まで勉強は続けましたが、結果的に準1級は受からず、そのまま渡航しました。
では早速第一回目、渡航前の英語準備について、です。
まず初めに一般的に言われる留学に必要な英語力、そのための勉強法といわれているものをClaudeにさらっとまとめてもらって、本題に入りたいと思います。
高校卒業留学に必要な英語力
目標レベルの目安
最低限のライン(出発時)
- CEFR:B1レベル(英検2級・TOEFL iBT 57〜86点相当)
- 日常会話が何とかできる、授業の大意が掴める程度
理想的なライン(出発時)
- CEFR:B2レベル(英検準1級・TOEFL iBT 87〜109点相当)
- 授業に能動的に参加でき、レポートや発表もこなせる程度
渡航前におすすめの勉強
① 語彙(最優先)
- 単語帳で最低3,000〜5,000語を固める
- 日常会話+学校生活の語彙(授業、クラブ、行事)を意識して覚える
② リスニング・スピーキング
- Podcast:「English with Lucy」「6 Minute English(BBC)」など利用して毎日15〜30分
- シャドーイング:英語を聞きながらそのままそっくり口に出す練習。教材は映画やドラマでも良い
- AI スピーキングアプリ:ネイティブと直接話せなくてもAIとのチャットが断然便利!いい時代になりましたねえ
③ ライティング
- 高校ではESSAYを書く機会が多い(課題はほぼこれ)
- 「Introduction → Body(3段落)→ Conclusion」の5段落構成を体に叩き込む
- 添削をAIに任せて繰り返す
④ リーディング
- 英語のニュースサイトや BBC Learning English で毎日読む習慣を
- 精読より多読を意識し、わからない単語があっても読み切る練習
ふう。Claude情報をほぼコピペしました。一昔前だったら本や資料を読まないと得られなかった有益な情報が、ネット上で手軽に読めるようになり、今や質問をするだけで聞いてないことまで加えてポイントで教えてくれるなんて、本当に便利な世の中になったものです。英語学習者にとって今やなくてはならない存在になりました。
ただ、このAIツールは海外の教育現場でも大変な問題になっています。先生と生徒(が出してくるAIを使ってチートしたエッセイなどなど)の戦いになっているので、あちらもあの手この手でAIを使っているかどうかの判定を模索しているようです。結果的に、もち子の高校では、ライティングの課題などはクラスの中で先生がいるところでやるようなことも増えており、この流れは読むのも書くのも時間が必要な留学生にとって、かなりの痛手になっています。
話が逸れてしまいましたが、次のセクションで我が家のもち子がどのように英語の準備をしていったか、英語との出会いから始めて簡単にまとめようと思います。
出発前英語準備 もち子の場合
小学校低学年からの英会話スクール
もち子が初めて英会話スクールにいったのは小1の頃でした。たった週に一回、一時間のレッスンでしたが、普通に考えると割と早い段階から英語に触れていた、と言えるかもしれません。
英語を聞き取る力と正しい発音という二点は、幼い頃から触れることでより良い結果が出ます。そんな小さな子に英語なんて、と異論もあろうかとは思いますが、我が家ではダンスばかりしていたもち子を心配して、勉強系の習い事は行かないまでもせめて英語だけでも・・と思いスタートしたことを記憶しています。
ここでのレッスンは年齢に相応しくほぼ遊びで、歌、ゲームやクイズが中心でした。もち子も楽しんでいたし、英語に触れることに対する苦手意識もなく、すんなり馴染んでいました。
当初の目的は異なる言語に慣れ親しむこと、そしてフォニックスを教わることでしたが、どちらかというとフォニックスよりも、外国の人と臆することなくコミュニケーションをとる、という経験を積んだことの方が、後々の留学のためにより意義があったように思います。
疑問を感じたり羞恥心を感じる年齢になる前に、多少なりとも英語や外国の人と関わることで、それらをよりスムーズに受け入れられるので、子どもの英語学習においてはとても重要なファーストステップではないかと感じました。
ともあれ、この時点では英語を「学んでいる」といって良いほどの力はつきませんでしたが、それ以上に大切な、目に見えない成果があったように思います。
中学校から英検塾に通う
もち子は中学1年の時に家族の後押しもあり留学を決めましたが、環境を選んだのであって「英語が好きだから」という理由ではなかったので、英語学習に対してどうやってモチベーションを保ち、どれくらい努力できるかが鍵でした。
英会話スクールはダンスが忙しくなってきた小4の頃やめてしまい、この頃は英語に触れる時間は学校の授業のみだったので、もち子は、留学を決めた後で「英語大丈夫かな…」とようやく焦り始めました。
(参考までに。我が家のように高校卒業留学を目指す場合は、決断する時点で年齢が低いこともあって、親御さんから勧められて決めるケースも多いと思います。必ずしも英語が好きだから、という理由ばかりではないですが、当初の目的の設定によって留学の成否が決まってしまうわけではないと思います。その辺りがご心配な親御さんにとって、我が家の例が安心材料になれば幸いです)
そもそも基礎力となるものが何もなかったので、Claudeが教えてくれるような自力での英語学習では手応えを感じづらく、一人ではモチベーションをキープする意味でも限界があると思いました。指導者の元で、習熟度を客観的に見てもらいながらレベルアップしていく方法が確実だろうと。
そこで、王道のIELTS攻略のための塾や、英会話、その他留学前の英語力アップのスクールなど、色々な選択肢を考えましたが、最終的にもち子は、知り合いの方にアドバイスしてもらい、近所の英検取得を目指す塾に通うことになりました。
海外留学をするのになぜ英検を?と思われるかもしれませんね。我が家でも、英検の級を取ること自体には意味を感じていませんでした。
でも、もちこは英語を「学ぶ」ことに慣れていなかったので、レベルに合わせて級を上げていく「段階的な目標」を設定することで、まずは継続的に学ぶためのシステムが必要でした。
また、英検の問題は総合的にとてもよく作られています。政治社会問題、環境問題、さらに医学、スポーツ、文化、コミュニケーションに関する内容など、非常に多岐に渡るので、知識としても現地の学校に行ってからの学習にもとても役立つだろうと思いました。
ライティングの重要性
この塾はライティングに大きな比重を置いて指導されていました。
何はともあれ留学の初めのハードルがリスニングですから、私もリスニングをもっとやったほうが良いのではと思ったのですが、英検取得にしても留学にしても、長い目で見るとこれが大正解の配分だったことに後から気づきました。
例えば前項のClaudeのまとめでは、ライティングとリーディングは優先順位の下の方でしたが、正直に言って高校留学で実質的に一番苦労するのは、喋れないことより何より、(現地の生徒にとっては普通でも留学生にとっては膨大な量の)課題を読み終われない、レポートを書き終われないという点にあります。
多少会話が聞き取れなくても、発言できなくとも、日常生活に致命的な問題が起こることは考えにくいですが、読めない・書けないに関しては、ダイレクトに成績に影響してきます。ここでの影響とは「いい成績をとる」ことではなく、単位を落とさないため(ひいては卒業するため)の最低限の成績確保のことです。
確かに渡航直後はリスニングは大きな壁になりますが、概ね3ヶ月から半年も過ぎてくると、本人が困らない程度の力がついてきます。
逆に言うと、日本でどれだけリスニング学習を頑張っても「これで安心」というレベルに達することは難しいです。というのも、リアルな口語のテンポは遥かに早く、複数の人間が同時に喋ることも多いし、若者特有の略語やスラング、訛りもあって、とても聞き取りづらいからです。
一方で、読解やライティングは、「早く読む」「理路整然と書く」ためのノウハウ、技術のようなものがあります。ある意味パターンなので、膨大な時間を割かなくてもノウハウが身につけられ、そして一旦パターンを習得してしまえばそれは必ず使える屋台骨のような力になります。単語力が足りないうちは書く内容は稚拙にならざるを得ないですが、少なくとも高校生に求められる構成で書くことはできますし、何よりやればやるほど確実に身についてくれるのが読解力とライティングだと思います。
と言うわけで、リスニングを捨てろと言いたいわけではないのですが、限られた準備時間で優先順位をつけるとするならば、個人的には、リスニングよりも読解とライティング、そしてそれを可能にするための単語力の増強ではないかと思います。
課題のほとんどは資料を読んでからのレポートやエッセイですので、とにかく単位を落とさないこと(そしてより良い成績を取ること)を最優先に考えると、このような順位になります。
これらを重点的に指導していただいた成果か、もち子はGrade12現在、ライティングがとても早く書けるようになり、先日のEnglish(国語)のエッセイテストでは、時間内で誰よりも早く書き上げて10点満点中10点を取れるまでに至りました。
いかがでしたでしょうか。
このように、もち子はいたって一般的な普通のレベルの学習準備しかしていませんでした。特別な英語早期教育をした訳でも、秘密のブートキャンプに行った訳でもありませんが、3年間という時間の中で、コツコツと地道な努力を重ねれば、焦らずとも自ずと身に付いてくるものなんだなあというのが、我が家の感想です。もちろんただ漫然と適当に授業を受けているだけでは厳しいだろうと思いますし、能動的な取り組む姿勢は必須ですが!
最後に
スピーキングはどこいった?と思われる方へ。
スピーキングを忘れたわけではありません笑
インターナショナルスクールから留学されるような特殊な場合をのぞいて、ほとんどの生徒さんは日本語で育ち、日本語で授業を受けている環境からの渡航だと思いますので、それを念頭にお話ししますと、リスニング・スピーキング・読解・ライティングの四技能と呼ばれる中で、最も準備が難しく時間の無駄になるのがスピーキングです。断言します。
スピーキングができるためにはリスニングはもちろん相当の単語力が必要です。読解やライティングとは関係ないでしょと思われると思いますが、それは大きな間違いです。
スピーキングレベルをざっくり我流で定義してみます。
1 会話の端々で一言二言の単語で返答できる
2 okay/that’s great/I know/really?/what happened?などの再頻出ワードを使い、まあまあの相槌をうつことができる
3 友達と会話のラリーを続けることができる
4 授業の場で、センテンスとセンテンスを繋げて自分の意見を述べることができる
旅行ならばレベル1で十分です。ただし、留学の場合はスピーキングの最終目的は、自分の意見を伝えきれること、人とスムーズにコミュニケーションを取れることだと思います。すると自ずと目標は4になります。
もち子の場合ですが、1年を修了した時点でスピーキング力はおそらくレベル2でした。まだまだ友達とずっとお喋りするような段階ではなかったようです。
2年が終わる頃には、年間を通じてダンス仲間やそれぞれのクラスで沢山の友達ができたおかげで、レベル3くらいの力は獲得していたように思います。
本人曰く、卒業を目前に控えた3年目の今になってようやく、スラスラとセンテンスを繋げて話せるようになってきたとのこと。ようやく目標のスピーキングレベルに到達したようです。
これは個人的体験からも言えることですが、3から4のステップアップは結構大変だと思います。1、2文くらいのセンテンスを喋れるようになる、そこからthat, which, who, whereなどを駆使しながら文を複雑に組み合わせていくレベルになると、前述してきた読解やライティングで積み上げてきた英語の基礎力がないと越えられない線になるのではないかと感じています。
スピーキング能力とは、そのぐらいの時間がかかることです。
生まれ持ったコミュ力があるお子さんだったら、勢いやノリで会話に食い込むことはできると思いますが、多くの場合、渡航後すぐだと出来ることは短い言葉を合いの手のように挟み込むことぐらいです。それだってできたらすごい事です。
ということで我が家の優先順位の中にエントリーもしなかったのが、スピーキングなのでした。
ただし、初っ端から必要になる空港での審査官とのやり取り、何か必要が生じた時の決まり文句(体調を伝えるとか、痛みの度合いを伝えるとか、駅で方向がわからなくて人に聞くとか)程度の決まり文句に関しては、スピーキングというより暗記していくべき定型文として捉え、必ず話せるように準備して行ってくださいね!
少しでもお役に立てるような内容になっていましたら幸いです。
ここまでお話ししたことはあくまでも我が家の場合でしたが、日本で準備できることは他にいくらでもありますので、しつこいようですがスピーキングは現地に行ってから楽しくおしゃべりしながら身につけよう!でいいと思いますよ!!
続いて次回は英語準備第二弾、語学学校についてお話しします。お楽しみに!


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